合同企画「リーダーズギキョクキャンプ(2)」
41、小説と戯曲の最大の違い、それは、時間の制約の大小
この41は前回の結論だったよな。今回のギキョクキャンプは、この結論を踏まえて、演劇に時間がどうしてそこまで大切なのか、戯曲執筆の面から学んでいくぞ。
その前提として、これまで時間に関して述べたことで脚本執筆に関係ありそうなことを、お馴染みの緑大字で復習しておこう。
15、演劇に限らず、劇作品の相場は2時間
17、演劇の2時間の中には、それぞれの時間帯に役割がある
18、脚本家とは、2時間の中の、時間帯における役割の設計図を書く製図家
大体こんな所かな。戯曲を学ぶと、これらがどうしてか、その理由が明らかになるって寸法だから、ついてこい!
さてその理由だが、一言で言うのは簡単だ。というか、もう何度も言っていることなんだ。
1、演劇(EG)とは時間と空間をコントロールする総合芸術である
からだな。これを、今回のテーマにふさわしく言い直してみよう。
42、演劇とは、時間と空間の制約が必ず存在する芸術である
これは意味としては解って貰えると思う。日常生活においても"無限の時間"とか"無限の空間"なんてのは有り得ないわけだからな。
で、何で時間においての制約がそんなに大事なのか、つまり何で演劇に限らず、劇作品の相場は2時間って決まってるのかって言うと、それはオペラとか能とかから始まった(本当はもっと古くからだろうな)演劇の歴史の中で、これが一番「生理的に、人間が劇作品を鑑賞出来る適度な時間」だと割り出されてきたからなんだ。
その結果、戯曲の用語でいう「三幕構成」が生まれた。これはどういう事かっていうと、
42、演劇とは、意識的であれ無意識的であれ、表面的にそう見えても見えなくても三幕構成
ってことなんだ。
自己批判ショーでいえば、ミュージカル路線が始まった「koga map」からは全部三幕構成だ。
全部表面的には三幕じゃないんだけど、構成として三幕になっている、ってことだな。
「コントくん」なんて8話あったけど、本当は三幕構成だったんだ。
43、演劇の基本は、2時間&三幕構成
これは特に大切だから、肝に銘じておいてくれ。
もちろん、基本だから応用も例外もあるぜ。もちろん3時間を超える演劇だってある。
ただそれでも、基本は基本だから、例え3時間の演劇であっても、2時間の演劇を作るように作るってことなんだ。
言い換えれば、例え3時間の演劇で、三幕構成を意識せずに(あるいは知らずに)作ったとしても、実は演劇は2時間&三幕構成における完成度で決定してしまっている、ってことなんだよ。
次回はそのあたり、しっかり学んでいくぞ!
みんな!最後までよく頑張った!1,2,3,ヴィクトリー!















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