継続はカなり
本日は前回に引き続き、演劇の基礎練習を行う上での留意点、特に今回は最大の注意点をご説明致しましょう。
演劇日常基礎練習の基本として位置づけて頂きたいのは、3215の呼吸法であります。
何故ならこれは、効果的というだけではなく、やっているのが周囲の誰にもバレないからです。
39、演劇の基本練習の基本は、基本練習をやっていると周囲にバレないこと
なのです。ですから、私が俳優を始めたばかりの頃のように、河原などで大声で発声練習などしては絶対にいけません。
ましてや往来でエチュード練習などもってのほかです。
エチュードという練習そのものでさえ、まず一般の方の目に触れさせてはいけないかなり特殊な行為である、と肝に銘じておきましょう。
さもないと犬の散歩などをしている普通のお父さんなどに怪しまれ、悪くすると通報される事態に発展します。
やってしまってからでは遅すぎます。その前に世間一般の視点とはいかなるものかを思いだし、一目で「おや、あの子たちは演劇の練習をしているんだ、若いのに感心だねえ」などと思ってくれるはずがない、と強く心に刻み込んで頂きたい。
それに、通常は発声練習は呼吸法の練習で充分だからです。
まずは呼吸法を癖になるほど、習い性になるほど身につけることを心がけて下さい。
変な癖がつくと完治出来なくなる恐れがあるので、独学での発声練習はお勧めしません。
常にやれば呼吸法で充分です。
あとはこれまでに紹介した基礎練習である、四股や肩胛骨の柔軟、平均台、逆探知法などをTPOに応じて、また前回紹介した姿勢を正しくする工夫などを、周囲に変な奴だと思われない程度にやれば、早い人で1年内には演技の何たるかが体感出来るようになるでしょう。
私が何故、周囲に変な奴だと思われないようにするのをクドクドしく推奨するかというと、演劇をやっているというだけで人類のゴクツブシだと思われがちなうえ、変な奴だとまで思われては、いつまで経っても俳優の社会的地位向上は望めないからです。
演劇でなくても何でもそうでしょうが、お金の稼げない仕事に従事するには周囲の協力が不可欠です。
まず自分がイッパシの社会人であり常識人であること、劇団や演劇ワークショップは自己啓発セミナーとは違うのだ、ということを流布する努力を怠っては、円滑な演劇活動は望めないのです。
13、基礎練習は、いつでもどこでもやるし出来るから基礎練習
ということを強く認識した上で、毎日、癖になるまで、習い性になるまで継続することを心がけましょう。
最後に、今回のタイトルの「継続はカなり」の「カ」が、「ちから」という漢字ではなく、カタカナの「カ」である、という重大な事実をお伝えしておきたいと思います。
次回からは新たな練習法をご紹介しましょう!よろしくEG!

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