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2008年2月10日(日曜日)

お前にとってそれは人生そのものか?と常に問え

カテゴリー: - リーダー @ 23時51分38秒

吾輩は、人類最強人類最強と連呼しながらも、心のどこかで「それはちょっと大げさだろう」と半笑いしているところがあったのである。しかしそれは彼を甘く見ていたのである。彼に対しては、いかなる冷笑的な態度も許されない。彼はいつだって本気だからである。

吾輩は人類最強の男・オシムさんから、日本人の中でさえ最強とも思えない岡田監督にバトンタッチしてから、日本代表に対する興味を失っていた。理由は人類最強の男が率いるチームでなくなったからである。日本代表そのものを熱心に応援しているのでは無かったことにそのとき気づいたのである。

したがって先日のワールドカップ3次予選、日本VSタイ戦も端から観ないつもりでおり、実際そうした。両者の力関係を考えれば勝って当然の試合でもあり、結果すら気にしていなかった。

そして翌日になって、偶然吾輩の目に飛び込んできたニュースが以下のものである。

オシム前監督2戦連続で生観戦

繰り返すが、吾輩は本当に彼を甘く見ていた。本当に驚いたのと同時に、これによって先のボスニア戦での来場がファンへの挨拶・顔見世目的ではなく"単に試合を生で見たかっただけ"だったことが判明した。

そうだった、彼は病院でこう言っていた筈ではないか。「サッカーの仕事が出来ないことが不自由だ」と。それは決して冗談などではなく本気であり、これからも日本代表の試合がある度にスタジアムに訪れるのであろうし、もうそれは、自分の病気とか何とかを超えた習慣と言うか、そうした人生なのであろう。

この世には「年300本観る」などと豪語する演劇マニアがいる。それらの人々は、大病を患った後、杖をついてでも観劇に行くのだろうか?せいぜい病の床で死に怯えるのが関の山であり、行かないだろう。それは観に行く事自体が目的化しているだけであって、それが人生ではないからだ。彼らが観劇によって何も成し遂げていないのは、数が多いだけでそれが人生とシンクロしてはいないからだ。

以下は決して批判ではない、との前提で読んで欲しいのだが、果たして岡田監督にとってサッカーが人生だろうか?普通はそうではないのだから、そうでないとしても誰も岡田監督を責められない。

しかし、もしオシムさんが率いていたら、ワールドカップの本大会でどんなに面白い人生のドラマが観られただろうと考えると悔やまれてならないのである。

あと吾輩が一番懸念しているのは、Jリーグのシーズンが始まったら、それにもオシムさんが代表監督時代と変わらぬ頻度で観戦に訪れてしまうのではないかという事である。それが彼の人生だから。チンコ!


2008年2月1日(金曜日)

オシム人類最強伝説「復活」

カテゴリー: - リーダー @ 23時00分08秒

im20080130SSXKD07293001200813.jpgとうとうあの最強の男が我々の前に姿を現した。

私は脳梗塞という病気の恐ろしさを知っている。皆さんも長嶋茂雄氏が発病以来半身麻痺に苦しんでいる姿を見ているかと思う。あれで脳梗塞としては軽い方だそうだ。

なんぼオシムさんが人類最強だと言っても(言ってるのは私一人かもしれないが)、長嶋氏よりも重い脳梗塞だったのである。いくら奇跡的な回復を見せたとは言え「私だったら絶対に会場になんか行かないのに」と当日は気が気ではなかった。

しかし私はすぐに、「私だったら」などと我々のような凡人と同列に考えた己の傲慢を恥じた。実際に我々の前に姿を現したオシムさんのこの表情はどうだろう。とても一度は死線を彷徨い、現在絶賛リハビリ中の重病人のそれとは思えない。やはりと言おうか翌日の新聞各紙は揃って「やつれた表情にも鋭い眼光」などと書きたてたが、見出しとしてはいくら何でも見たまんまであろう。

私は近頃良く聞く"眼力(めぢから)"という言い回しを全く信用していない。実際に眼力がある、と言われる人に会っても単に目が大きいだけだったケースが殆どであったし、そう言われている人に限って己の眼力なるものを強調しようと精一杯瞼を開いている様が却って哀れを誘うのだ。

だがしかし、試合会場に入っていくオシムさんの眼差しを見て、眼力なる漠然とした存在も信じてもいい気になったものである。

また杖をついているのが堪らない。実際に歩行補助のためなのだろうが、私は一瞬とうとう武器を持って来たのかと思った。

日本代表が下手な試合でもしようものなら、あの杖とあの眼光からビームを放射して(オシムビーム)グラウンドを焼き尽くしてしまったに違いない。

最後に、今回確認できたオシム語録を一つだけ。今後も、言葉で殺し目で燃やすオシムさんの最強伝説を剋目していきたい。チンコ!

1月30日・日本代表対ボスニア・ヘルツェゴビナ戦でのオシム語録

・試合前は母国を応援すると言っていたアシマ夫人が日本を声援している姿を見て
「女性はいつでも考えが変わる」

・ハーフタイムに高円宮妃の訪問を受け立ち上がり、周囲に「座ってください」と促されて
「妃殿下の前では10時間でも立っていないと」


2008年1月24日(木曜日)

オシム人類最強伝説・再開

カテゴリー: - リーダー @ 13時20分29秒

20070603-330639-1-L.jpg吾輩は昨年度から、もはや第一権力となったマスコミに対しても物怖じせず、屈服するところの無い、そんな最強人間は今いるのかと、何気なく探してきた。

極楽とんぼ・山本のスキャンダルの際にメディアを面白いように操作していた姿が印象的だったのは欽ちゃんだが、それ以上の、恐らく人類最強であろう人物を見つけた。それがオシムさん(その強さに敬意を表してさん付けだ)であった。

病魔に倒れる前から、そのマスコミ対策、メディアを通じて身近な選手のみならず世間を操るその手腕には目を見張るものがあった。少なくとも吾輩の目には、少なからず存在したオシム批判者が全員馬鹿に見えたものだ。

もしかしたら彼にとって脳梗塞など物の数ではなかったのかもしれない。脅威の回復を見せると、こんなことを言ってのけている。↓

オシム前監督、特定選手を「成長ない」(日刊スポーツ)

単純にそんな状況でサッカーの話をしているのもすごいが、果たして本当に怒っているのかどうか。
これは恐らく、メディアを通じて暗に愛弟子達に奮起を促すよう仕向けていると見た。
死に最も近い病気の回復期にあってさえなおこういうことをするオシムさん。これを人類最強と言わずして何と言おうか。
それに引き換え、メディアへの伝令役にさせられている川淵キャプテンの何と卑小に見えることだろう。
今更ながら「"キャプテン"って何だよ」と言わせていただこう。

最後に少ないながらも強烈な、「病院でのオシム語録」を可能な限り集めてみた。
自分がもし大病になったときこれほどの言葉が残せるか、自問自答しながら今後も「オシム最強伝説」の続きを剋目していきたい。


病院でのオシム語録

・アシマ夫人に与えられたアイスが冷たくないかと聞かれて
「冷たくなければアイスじゃない」

・集中治療室から一般病棟に移るとき
「集中治療室を出るのが問題じゃない。大事なのは病院から外へ出ることだ」

・リハビリ後、付き添った担当者に「ありがとう」と言った直後
「リハビリでこんな痛い思いをさせられて、『ありがとう』なんて理屈に合わない」

・1月30日の母国ボスニア・ヘルツェゴビナ対日本戦の観戦を要請されて
「これだけ(新聞に)書かれて、ダメだとは言えない」

・見舞いに来た川淵キャプテンに「不自由なことはないか?」と聞かれて
「サッカーの仕事ができないことが不自由だ」


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